マインドのカラクリとして最も根幹の考え方が、人間は、何かのインプット(情報の入力)があった場合、必ずビリーフシステムを通してアウトプット(行動など)をしているということです。ビリーフシステムは重要性関数とも言い、自身の重要度が関数化されて並んでいるものです。
基本的に人間は、1日のほとんどのインプットをシステム1で処理し、アウトプット(行動)に移します。
朝起きてすぐに、トイレに行こうか、それとも水を先に飲むべきか。。いや、顔を洗った方が清潔になれるぞ!
迷う、。。
などということはなく、無意識で直感的に行動すると思います。
他にも、ホテルでの朝食の場面で、
「コーヒーと紅茶どちらにされますか?」
と聞かれた時には、「コーヒーで」などと直感的に回答をすることが多いのではないでしょうか。
直感的に無意識でのアウトプット(行動)によって、人生は構築されていると言っても過言ではなく、ビリーフシステムによって序列されているものの中から、考える間もなく行動選択し、アウトプットを出しています。そして、このシステム1はシステム2よりも遥かに強力なパワーを持ち合わせています。
わかりやすい例が「ミュラー・リヤー錯視」です。
同じ長さの2本の直線です。ここに、矢印を書き加えます。
全く同じ長さの2本の直線だと知っていても、上の方が長くみえませんか?
これが直感の力です。
答えを知っていても、脳の認知にはバグが出てしまいます。
システム1の力は強力で、1日のほとんどの情報処理を行っているビリーフシステムを変更しない限りは、アウトプット(行動)は変わらず、人生も変わらないということなのです。
このビリーフシステムは、コンフォートゾーンと密接に関わっています。
コンフォートゾーンをズラしたり、広げたりすることによって、このビリーフシステムは変更することができます。
コンフォートゾーンについては、下のリンクよりご覧ください。
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