あなたを制限しているのはビリーフシステム?進化するためのマインドのアップデート

マインドのカラクリとして最も根幹の考え方が、人間は、何かのインプット(情報の入力)があった場合、必ずビリーフシステムを通してアウトプット(行動など)をしているということです。ビリーフシステムは重要性関数とも言い、自身の重要度が関数化されて並んでいるものです。

システム1(直感)とシステム2(意識的な思考)は、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏の著書「ファスト&スロー」でも取り上げられている、脳の基本原理の一つ。

基本的に人間は、1日のほとんどのインプットをシステム1で処理し、アウトプット(行動)に移します。

朝起きてすぐに、トイレに行こうか、それとも水を先に飲むべきか。。いや、顔を洗った方が清潔になれるぞ!

迷う、。。

などということはなく、無意識で直感的に行動すると思います。

他にも、ホテルでの朝食の場面で、
「コーヒーと紅茶どちらにされますか?」
と聞かれた時には、「コーヒーで」などと直感的に回答をすることが多いのではないでしょうか。

直感的に無意識でのアウトプット(行動)によって、人生は構築されていると言っても過言ではなく、ビリーフシステムによって序列されているものの中から、考える間もなく行動選択し、アウトプットを出しています。そして、このシステム1はシステム2よりも遥かに強力なパワーを持ち合わせています。

わかりやすい例が「ミュラー・リヤー錯視」です。

2本の直線は全く同じ長さです。

同じ長さの2本の直線です。ここに、矢印を書き加えます。

どうでしょう。

全く同じ長さの2本の直線だと知っていても、上の方が長くみえませんか?

これが直感の力です。

答えを知っていても、脳の認知にはバグが出てしまいます。

システム1の力は強力で、1日のほとんどの情報処理を行っているビリーフシステムを変更しない限りは、アウトプット(行動)は変わらず、人生も変わらないということなのです。

このビリーフシステムは、コンフォートゾーンと密接に関わっています。

コンフォートゾーンをズラしたり、広げたりすることによって、このビリーフシステムは変更することができます。

コンフォートゾーンについては、下のリンクよりご覧ください。

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