一年の計は元旦にあり!目標達成できるゴールの3条件

2023年も残りわずかとなり、年末を迎えています。そして、お正月になると、皆新しい目標を立て、「今年こそは!」と言って新年を迎えます。

しかし、なんと悲しいことに、元旦に新しい目標を立てた人のうち85%もの人が、1月15日までに挫折するというデータもあるくらいです。(全然目標達成できていないという関連記事も載せておきます)

【関連記事】新年度に立てた目標、実行できてる? 目標を立てた人は約4割だが多くが挫折。その理由は?【IDEA調べ】https://webtan.impress.co.jp/n/2023/05/24/44894

[Business Media impress] https://webtan.impress.co.jp/n/2023/05/24/44894 より引用

以下で、その理由を認知科学に基づいて明らかにしていきます。

目次

そもそも人間は変わりたくない

人間は、コンフォートゾーンというものをもっています。

コンフォートゾーンとは、人が安心・安全で快適だと感じるゾーンのことです。

例えば、体のコンフォートゾーンは、平熱が36.5℃である人は、室温が80℃あるサウナに入っても大体36.5℃あたりをキープします。

しかし、サウナの中にある床の木材などは、高温になっていて熱いと感じますよね?それが自然界では当たり前のことで、高温の場所では、物体の温度も上がります。

しかし、人間の体温は上がらない。これが意味するのが、人間はコンフォートゾーンに戻るために多くのエネルギーを使っているということです。

「変化したくない」

これが、私たちの無意識レベルに埋め込まれた脳のプログラムだということです。

心にもコンフォートゾーンがある

体だけではなく、心(マインド)にもコンフォートゾーンは存在するというのが、認知科学で明らかになっています。

人間の脳は、心理的な安全性を無意識に感じることができるようにRASとスコトーマの機能を使って、自分のコンフォートゾーンを維持するために必要な情報のみをインプットするようにできています。

つまり、この脳の認知システムによって、人間は、現状からできるだけ変化が少ないように生活をしていくことを強いられます。

だから、例えばダイエットをしようと思っても、途中で挫折してしまったり、ダイエットに成功してもリバウンドをしてしまう原因は、このコンフォートゾーンに戻るシステムにあるということなのです。

どうやって目標を達成するのか

目標を達成するために最も大切なことは、「心から本当にやりたい」と思えることをゴールにすることです。(僕たちコーチはwant toと呼びます)

ダイエットで説明すると、例えば5㎏痩せるということをゴールにした場合、「健康になりたいから」や「見た目が良くなったらいいなと思うから」などという「意味」をそのゴールに置いている人が多いと思います。

しかし、この「健康になりたいから」という意味づけは「have to」と言って「やらなければならないこと」という認知になるため、どうしても後回しになってしまいます。皆さんにも経験があると思いますが、勉強すること一つとっても、学校から出された宿題は全然やる気にならず、後回しになってしまったりしがちですよね?

これは、have toであって、健康になるための意味づけが自分自身にないからなんです。心から健康になりたくはないということです。ちょっと太っていても無意識ではいいと思っているんです。毎日晩酌はしたいし、唐揚げだって食べたい。食事制限は本当はしたくないし、別に太っていても健康診断で少し引っかかるくらいで大きく困ってはいない。

これが脳内の処理です。

人は無意識で変わりたくなくて、コンフォートゾーンに留まるというのはこういうことなんです。

「見た目が良くなったらいいな」というのも一緒で、できたらいいなというレベル感は、別に本当にやりたいことではないということです。

小さい時、クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントを貰う時を思い出してください。

あなたの親御さんになんとしても欲しいゲームを買ってもらうために、家事のお手伝いをしてみたり、テストで良い成績をとってくるからなんて言ってみたり、色んな方法を試しませんでしたか?

これが、本当に成し遂げたいゴールであって、「見た目が良くなったらいいな」というのは、本当に辿り着きたいゴールになっていないのはお分かりになるかと思います。

ゴール設定をする際に守るべきこと3選

①現状の外側であること

②want toであること

③ゴールを複数設定すること

この3つの条件を守れていないと、せっかくゴール設定をしても挫折してしまう可能性が高いです。

①現状の外側であること

現状の以下のように定義されています。

「過去・現在・未来を全て含み、現在のコンフォートゾーンで思考した時に思いつくものは全て現状」

つまり、コンフォートゾーンを新しくしてでも本当に心の底からやりたいと思えるものをゴールを設定しない限りは、来年も恐らく自分がちゃんと想像すれば辿り着けるくらいの現実にしかならないということです。

申し訳ないですが、あなたが「ダイエットに取り組みたい」「1千万円の年収を得たい」と目標を立てたところで、あなたのコンフォートゾーンに変更がかかっていない限りは、その目標は達成されることはないでしょう。

②want toであること

誰から止められてもやり続けたいこと、例え報酬を貰うことがなくてもやりたいこと。

これがwant toの定義です。

あなたの中に、このwant toは既に存在していて、これまでの人生でも再現性高く現れています。

しかし、それに気づけている人は僅か。なので、本当にやりたいことが何かわからないという人がいます。

でも、あなたのwant toがあるのは明確です。なぜなら、「明日からお相撲さんになってください」などと、極端な変化があることを言われると「嫌だ」という人が多いからです。それは、あなたのwant toが他にあることの証明になります。

③ゴールは複数設定すること

ゴールはバランスホイールに基づいて必ず複数設定します。

24時間をどのように使うかは、このバランスホイールによってほとんどが決まっているからです。

下にバランスホイールを載せていますが、これが全部自分の思い通りになっていたら、人生はとても豊かですよね?

イメージ✖️ビビッドネス=リアリティというのがゴール達成の方程式。いかに、イメージを具体まで落とし、臨場感を高められるかが最も大切なこと。

あなたのゴールを達成するために必要な他のゴールは何なのか。それを決めることで、今の現状が揺らぎます。脳の認知の中での現状を揺らがせていくことで、新しく決めたゴール世界のコンフォートゾーンを快適だと思わせることができると、ゴールを達成するための行動も伴ってきます。

ここまでの話が面白いと思ったら

私と一緒に、ゴール設定しませんか?

新しいコンフォートゾーンをつくるというのは、簡単なことではありません。なぜなら、簡単にできていれば、世の中の多くの人が目標達成をしていっているはずだからです。

ゴール設定をして、現実が動き始めると、あなたの生き様が変わり始めます。

こんなダイエットをすることだってできます。(もし心の底からやりたいのであれば😊)

大変なことも自分が本当にやりたいことなので、楽しんでやることができます。

仕事に関しても、成果を出すことはできるんだけど、何かもやもやしていることがあったり、毎日のルーティンに飽き飽きしていたりするのであれば、それは、マインドのエラーがあるからです。

「人の役に立つ」

という仕事の定義に従い、自分が誰に何を提供する何屋さんなのか。そして、それをどんな風に社会に提供していくのか。

その解像度を上げ、新しいコンフォートゾーンをつくりだすことができれば、今いる職場であっても、あなたの価値を最大限に発揮することができますし、もし転職を考えている会社員の方であれば、自分が何をしていくのが本当に自分らしいことなのかということが分かります。自分が社会に対して何を提供している人物なのかを明確にしなければ、そもそも「転職をする」という選択が自分のwant toなのかも分かってきます。

こんな風に、自分が人生かけてでも成し遂げたいと思えるゴールを設定したい方に向けて、オンラインにてコーチングセッションを行っています🔥

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あなたとお会いできるのを楽しみにしております✨

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