知らないと後悔する!「腸腰筋(ちょうようきん)」の働き

「腸腰筋(ちょうようきん)」が大切だという話は聞いたことがあると思いますけど、腸腰筋って何に使うのかご存知ですか?

私も使われ方を教えてもらって、実際に自分が使えるようになった時は、本当に鳥肌が立ちました。

そして、使えるようになると、それまで私も悩ませられていた腰痛も一発で改善

体って本当に面白いなあと感じたので、今日はその情報をシェアします!

目次

そもそも腸腰筋って何?

腸腰筋には「小腰筋」という筋肉も含まれているんですが、大きくこの2つでご理解いただいて構いません。

腸腰筋は、このように背骨から足の付け根についている筋肉で、「大腰筋(だいようきん)」と「腸骨筋(ちょうこつきん)」から成り立ちます。

皆さんが「腹筋」の筋トレと聞いてイメージされるのは、「クランチ」と言われる上体起こしだと思います。このトレーニングをする際に使われているのは実は腸腰筋なんです。気づいていらっしゃいましたか?恐らくクランチをする時に鍛えているのは、バキバキのシックスパックをイメージして下の図にある腹直筋(ふくちょくきん)だと思われているのではないでしょうか?

腸腰筋が最も深層にあり、腹横筋→内腹斜筋→外腹斜筋と並び、表面に腹直筋があります。

もちろんアウターマッスルである腹直筋も鍛えられているのですが、実際に体を動かしているのは、腸腰筋や腹横筋などのインナーマッスルです。

腹直筋の厚みは2〜3センチメートルしかなく、実は腹直筋はかなりペラペラな筋肉で、体を折りたたむ程の大きな力は持ち合わせていない筋肉なんです。

腸腰筋っていつ使うの?

腸腰筋は、実は股関節を曲げて伸ばす際に使う筋肉です。スクワットをする際に最も使う筋肉は腸腰筋です。しかし、世の中でスクワットは大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)や大臀筋(お尻の筋肉)、ハムストリング(太ももの背面の筋肉)のトレーニングとして取り扱われていることが多いです。

確かにスクワットの動きは、大腿四頭筋も使うのですが、現代の科学において、関節の働きによって体は動き、その動きに合わせて筋肉の収縮と伸展が入ることは明らかになっています。

この股関節を動かすのは、腸腰筋の役割であるため、スクワットの際、最も稼動するのは腸腰筋であるということです。

スクワット以外にも、歩いたり、走ったり、しゃがんだり、立ったりと、股関節を曲げ伸ばしする動きでは全てこの腸腰筋を使います。

意識に上がっていないと、使えていない可能性も高いので、腸腰筋のトレーニングを行なって、ぜひアクティベート(動かせるように)してみてください。

腸腰筋が使えるようになるおすすめトレーニング

【このトレーニングのやり方】

①左の動画のように仰向けで寝ます。

②左足を90度曲げて、右手で膝を押さえます。

③この時、曲げている足で力一杯右手を押してください。右手は肘を伸ばし、それに対抗します。

④次に左手と右足を動画のように曲げ伸ばしします。その際、必ず左手は膝にタッチしてください。

⑤この動作をしている時に、③の動きは緩めず常に全力で行います。

⑥すると、左側の腸腰筋は常にONの状態で、右側の腸腰筋のみONとOFFを繰り返すことになるのがわかると思います。これが腸腰筋を使えている感覚です。

⑦10回やったら反対に入れ替えて、10回やります。

⑧私のInstagramで紹介しているバンザイスクワットをやってみると、腸腰筋を使ってスクワットの動きをしていることがよくわかると思います。

まとめ

腸腰筋が使えるようになると、股関節がアクティベートされ、日常の生活の動作が軽く感じられるようになります。

軽いということは元気にも過ごせます。

ぜひお試しください!

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